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果物農家の経営者たちに、農業技術の改善策について解説する上野良丸さん。
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2006年8月25日、山東(さんとう)省臨沂(りんぎ)市の桃園で、日本人の農業専門家・上野良丸さんが、地元の果物農家に農業技術の改善策について説明している。調べによると、ここ蘭山区の桃園面積は3996平方メートルだが、ここ数年一部の品種が増産しているにもかかわらず、収益が増えない傾向にある。地元果物農家の伝統的栽培方式からの転換をはかるため、区の農業局は日本の農業の専門家を招待し、全区に住む300人の果物農家のために現地で講習会を開いた。これを通して農家がより高度な技術を身につけられるようにし、また管理方法を学べるようにしている。農家側も積極的にこれを受け入れ、農業に対する考えを変え、大量生産よりも品質の高い作物を作るように切り替えて、効果や利益をあげようと努めている。
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