今度は「鍋料理」にも国家基準!―中国

Record China    2008年8月3日(日) 2時59分

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8月1日、年内に鍋料理に関する国家基準が公布される予定だという。写真は中国式寄せ鍋料理「火鍋」。

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2008年8月1日、「新華網」の報道によると、年内に鍋料理に関する国家基準が公布されるという。

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国家基準の対象とされるのは、「火鍋」と呼ばれる中国式の寄せ鍋料理の「だし汁」に関するもの。国家調味品検査センター協会が起草した「火鍋のだし汁についての国家基準(案)」では、だし汁の着色に工業用着色料・スーダンレッドの使用などを明確に禁止しただけでなく、トウガラシやサンショウなどの農薬の残留基準も定めている。

しかし一方で、使いまわしのだし汁「老油」については触れられておらず、片手落ちの感は否めないが、重慶火鍋協会の会長は「老油を使うか、新しいだし汁を使うかは消費者の選択に任せればよい」と語っている。基準は遅くとも年内には公布され、今後その他の鍋料理にも順次拡大される見通し。

中国ではこのところ衛生基準面だけでなく、マントウ(中華式蒸しパン)やチマキ、団子などの色や形にまで国家基準が定められており、市民からは「やり過ぎ」の声も上がっているという。(翻訳・編集/HA)

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