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修復工事が始まった明代の古橋・拱宸橋。
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2006年8月25日、浙江(せっこう)省杭州(こうしゅう)市にある拱宸(ゴンフアン)橋は、日ごろから船が衝突するなどの事故が起きていたが、長年修理がされていないため、今回橋の石が取り替えられることになった。新しい石の重さは2トン、高さは3m。現在作業員が石の積み下ろしをしている。拱宸橋は明代の崇禎4年(1631年)に作られ、長さは98m、幅5.9m。今回の修復ではもとのままの外観を維持するため、紹興市に赴いて古い石と同質の石材を購入した。このため運賃を含めて約5万元(約75万円)の費用がかかった。従業員の話によると、5年前に作られたこのアーチ橋はとても科学的に設計されており、石の隙間をセメントで埋めることはせず、橋の圧力だけで固定しているという。
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