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貴重な手書きコーランを読む回族の人々。
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2006年8月25日、30冊1セットのイスラム教の聖典「コーラン」が、黒龍江(こくりゅうこう)省哈爾浜(はるびん)市の呼蘭(フラン)区で発見され、100年以上昔の手書き本であることが判明した。表紙は青い麻布で覆われ、文字はすべて赤や黒のアラビア語で書かれている。中国では文化大革命時代、極端なマルクス主義に基づいて宗教が徹底的に否定された。このため全土で多くの宗教経典が失われたが、コーランも例外ではない。これは、哈爾浜市のモスクに現存する唯一の手書きコーランとされ、呼蘭モスクの貴重な宝になった。
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