<北京五輪・関連>金メダリストの報奨金1500万円!市民の反応は?―中国

Record China    2008年7月31日(木) 7時43分

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29日、北京五輪の金メダリストへの報奨金は、1人100万元(約1500万円)を超える見通しだといわれている。一夜にして大金をつかむ選手たちを市民はどう見ているのだろうか?写真はバスケット代表の姚明選手。

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2008年7月29日、北京五輪の金メダリストに贈られる報奨金は、スポンサーからのボーナスなどを合わせると1人100万元(約1500万円)を超える見通しだといわれている。貧富の差が広がり社会不安が増す中国で、一夜にして大金を掴む選手たちを一般市民はどう見ているのだろうか?中国新聞社(電子版)が伝えた。

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北京五輪で金メダルを獲得した選手への国の報奨金は、アテネ五輪より5万元以上も多い25万元以上が贈られると見込まれている。スポンサー企業のボーナスなどを加えれば一夜にして100万元(約1500万円)を掴むのも夢ではない。政府はすでに選手への優遇措置として、報奨金やボーナスの非課税を発表している。

貧富の差が広がる中国では、特に汚職や不正、違法経営などで大金を手にした公務員や炭鉱経営者、不動産業者などの「成金」に対し、不満を抱える市民が多い。ところが「青春を犠牲にし、血のにじむ努力で得た大金」に対しては、全く別の見方をしているようだ。特に、アテネ五輪の金メダリストが「報奨金は全て失業中の母に渡します」と語り国民の感動を誘って以来、「報奨金をもっと上げるべき」との声まで挙がっているという。(翻訳・編集/NN)

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