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干ばつのため水田の水が干上がり稲は枯れ、大変な不作となった。
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2006年8月24日、四川(しせん)省遂寧(スイネイ)市の農村で、乾いてひび割れた稲田で農民が急いで稲を刈り入れている。干ばつの影響でこの地域の水稲は、去年の3割しか収穫がなかった。今年四川省では、広い地域で長期間にわたり雨が降らない日が続いたため、ここ55年のうち最も深刻な干ばつの被害を受けている。それは現在も続いており、今月末まで緩和の見込みはないという。干ばつは農業生産高に重大な損失をもたらし、8月22日までに四川省の食糧は481.4万tの損害を受けた。深刻な飲用水の不足も発生して、被災地域の443万人以上の住民と、586万匹の家畜が危機に直面している。直接の経済的損失は約88億7000万元(約1330億5000万円)を上回るといわれる。
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