2008年7月25日、四川省達州市通川区は、8月8日に殺到している結婚登録を優先させるために、当日の離婚手続き不受理を決定していたことが分かった。これに対して四川省民政庁婚姻収養（養子縁組）登記管理処は、「この決定が事実なら訂正する必要がある」と述べた。新京報が伝えた。

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8月8日は北京オリンピックの開幕式。これにちなみ、北京市など各地で多くのカップルが事前に予約を済ませ、当日、結婚登録を行う予定となっている。通川区婚姻登記処でもこの日、結婚登録のピークを迎えることから、離婚手続きは不受理とし、結婚登記作業だけを行うことを決定した。

決定が伝わると、成都市民から離婚手続きに関する問い合わせが殺到。これに対して成都市民政局社会事務所は「結婚登録する人が多いからといって、離婚手続きを受け付けないということがあってはならない」と述べ、すでに詳細な関連規定を決定し、通達したという。

四川省民政庁婚姻収養登記管理処では、通川区婚姻登記処の当日の作業の便宜を図り、すでに人員の手配を済ませ、応急処置で対応していく予定だ。（翻訳・編集/汪葉月）