<北京五輪・関連>開会式での花火、現代アートの蔡国強さんが語る―北京市

Record China    2008年7月26日(土) 18時29分

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23日、北京五輪開会式の視覚効果を取り仕切る、現代アーティスト蔡国強さんが花火の計画について語った。過去に類を見ないほど、壮大なものになるという。写真は蔡国強さん。

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2008年7月23日、新華網によれば、8月8日夜、オリンピック開会式が盛り上がりを見せたところで、花火で空に2008個の笑顔を表現するとともに、世界各地から集めた数千枚の笑顔の写真が展示される計画になっているという。

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北京オリンピック開閉会式のコンセプトグループのメンバーで、視覚効果の総責任者でもある蔡国強さんが、北京オリンピック組織委員会の記者会見で明らかにした。蔡さんは、中国を代表する世界的な現代アートの巨匠で、とくに花火を使った“火薬アーティスト”として有名。

蔡さんによれば、今回のオリンピックでは花火の打ち上げ場所は長城の居庸関も含め、73か所にのぼる。メインスタジアム「鳥の巣 」からオリンピック森林公園に至る22か所の打ち上げ場所までをコンピュータによる制御を行い、数秒で3.5kmにわたり赤い牡丹と黄色い龍を模した花火が打ち上げられ、さらに市内の各地でも続けて花火を打ち、第29回オリンピックの中国への到来を表現する計画だという。

聖火台に点火されると、居庸関と「鳥の巣」の空には花火による造形が浮かび上がることになっており、テーマは「過去と未来、時を超えた対話」。詳細については、蔡さんは一切語らず、「その瞬間まで期待して待っていてほしい」と話した。(翻訳・編集/岡田)

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