「『日本のお母さん』に後のことを頼んでいた」=中国人留学生殺害事件、被告を知る人物が語る―中国メディア

Record China    2017年11月18日(土) 7時20分

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16日、昨年11月に中国人女子留学生、江歌さんが殺害された事件をめぐり、紅星新聞は殺人容疑で逮捕、起訴された中国籍の陳世峰被告をよく知る人物のコメントを掲載した。写真は東京。

2017年11月16日、昨年11月に東京都中野区で当時24歳だった中国人女子留学生、江歌(ジアン・ガー)さんが殺害された事件をめぐり、紅星新聞は殺人容疑で逮捕、起訴された中国籍の陳世峰(チェン・シーフォン)被告をよく知る人物のコメントを掲載した。

陳被告は事件当時、留学生として日本に滞在していた。江さんのルームメートと以前交際しており、別れた後もつきまとっていたという。

記事によると、陳被告の日本留学をサポートした大学時代の恩師である林叶さん(仮名)は被告のことを「自尊心の強い人間」と話す。仕事がうまくいかなかった陳被告は日本の大学院に通うことを手助けしてほしいと林さんに相談したそうだ。林さんは70代の日本人女性に中国語を教えるアルバイトを被告に紹介したこともあり、いろいろと世話をしてくれるこの女性を陳被告は「日本のお母さん」と呼んでいた。事件後、陳被告は女性に「大変なことをしてしまったので部屋を引き払うのを手伝ってほしい」と言って両親との連絡方法を告げたという。

林さんは「自分が日本留学をサポートしなければこんなことには…」とも話し、来月11日に東京で開かれる裁判の傍聴を取りやめたことも明かしている。事件と向き合う勇気が持てなかったことがその理由だそうだ。(翻訳・編集/野谷

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