<北京五輪・関連>中国の開催権獲得は、「世界の必然」―シンガポール紙

Record China    2008年7月18日(金) 21時20分

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18日、シンガポール紙は、中国が五輪開催権を獲得したのは、決して世界からの「お恵み」ではなく、中国の国際的な地位が高かったからだと論じた。写真は16日、五輪開会式リハーサルの花火。

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2008年7月18日、シンガポールの華字紙「聯合早報」は「世界の中心は動いている」と題する論評を掲載。中国が五輪開催権を獲得したのは、決して世界からの「お恵み」ではなく、中国の国際的な地位が高かったからだと論じた。中国新聞社(電子版)が伝えた。

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記事は、北京五輪の開催を通じて「中国は国際的な地位が向上した」と良く言われるが、実は「もともと国際的な地位が高かったおかげで、五輪開催権を獲得することが出来た」と主張。その「国際的な地位」とは中国自身の経済力や外交手腕にもよるが、実際は、「諸外国からの注目度の高さが、中国の地位を自然と上げていった」と指摘。中国はこの20年、常に先進国の「注目の的」で、多くの国がビジネスチャンスをつかもうと虎視眈々と目を光らせて来た。自分でも気付かないうちに、中国は強い影響力を発揮するようになったというのだ。

また、諸外国の対中政策や態度も、始めは「中国を変えなければ」と努力するが、いつの間にか「自分が変わってしまっている」と記事は指摘する。諸外国は当初、中国を孤立させ、抑制しようと試みるが、それが今ではどの国も協調路線を取っている。記事は、この現象から「中国の影響力の強さがうかがえる」とし、「五輪開催権を獲得したのは、やはり世界の必然だったのだ」と強調した。(翻訳・編集/NN)

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