2008年7月13日、北京市では、五輪開幕日となる8月8日に結婚届を提出するため、婚姻登記機関の事前予約窓口に訪れたカップルが、6月20日から7月10日の20日間で5190組にのぼった。北京晩報が伝えた。

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中国では、「8（バー）」は「発展」「発財（お金が儲かる）」などの言葉に使われる「発（ファー）」の発音と似ていることから、縁起のいい数字とされている。また、今年は自国開催の五輪開幕日（2008年8月8月）と重なり、婚姻届ラッシュが予想されることから、北京市18地区の婚姻登記機関は事前予約窓口を開設し、当日に結婚証明書を受け取れるよう対応に当たっている。

事前予約の最大の利点は、混雑を回避できるということ。事前に予約すれば、当日は、指定時間に指定された登録場所で、登記手続きを行うことができる。予約期間は、6月20日〜8月5日。7月10日の時点で、事前予約を済ませたカップルは5190組にのぼっており、一日の結婚届の提出としては、過去最多となる見通し。

8月8日当日は、最短5分で結婚証明書を受け取ることが可能。各地区の結婚登記機関は、午前6時から午後6時まで業務に当たる方針だが、予約数に応じて早朝4、5時から業務を開始する地区もあるという。（翻訳・編集/SN）