台湾旅行参加者へ「注意事項」発表、個人行動を厳しく制限―中国

Record China    2008年6月23日(月) 21時19分

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6月22日、中国大陸からの台湾ツアー解禁を7月に控えて、中国当局はツアー参加者に対する注意事項を発表。現地では添乗員の指示に従い、個人行動は自由行動の時間に限るとの制限が。写真は「2008北京国際観光博覧会」の台湾ブース。

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2008年6月22日、中国新聞網は「海峡両岸旅遊(旅行)交流協会」が発表した「大陸住民台湾旅行注意事項」について紹介。

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これによると、台湾旅行は同交流協会が指定する旅行会社が主催するものに限られる。台湾旅行参加者には「大陸住民台湾往来通行証」と「観光ビザ」が必要で、必ず旅行団(ツアー)に参加し、団員全員で戻ることが原則。台湾旅行期間中は現地の風俗習慣を尊重し、大陸からの添乗員の指示に従わねばならない。常に団体で行動し、団からの離脱や帰途拒否は許されない。自由行動の時間では、添乗員の指示と同意を得たうえで行動すること。賭博や淫行、麻薬などの活動には参加せず、両岸関係を損なうことはしない。

旅行会社側には、現地での旅行日程変更や観光内容の減少を許さず、参加客に旅行規定にない追加料金を要求してはいけない。また旅行会社や添乗員、現地ガイドはツアー参加客に対し両岸関係を損なう行為や賭博、麻薬などの犯罪行為に誘導してはならない。

同交流協会はこの注意事項の他に、「台湾旅行添乗員管理方法」や「『台湾旅行団員リスト』管理方法」なども発表している。(翻訳・編集/本郷)

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