<四川大地震>李白の故郷、せき止め湖決壊で水没の危機―四川省江油市

Record China    2008年6月6日(金) 15時41分

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6月5日の報道によると、四川大地震でできた唐家山のせき止め湖から55kmの距離にある四川省江油市で、唐代の詩人、李白の旧居が水没の危機に瀕している。写真は李白の旧居。

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2008年6月5日、新華社の報道によると、四川大地震によって形成された「せき止め湖」のうち、最大規模となっている唐家山のせき止め湖から55kmの距離にある四川省江油市で、唐代の詩人、李白の旧居が水没の危機に瀕している。

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四川省江油市は「詩仙」とも言われる、李白の故郷。市内にある小匡山の頂上は1300年前、李白が書を学んだ地として知られ「読書台」と呼ばれているほか、太白祠、明賢祠、粉竹楼など李白ゆかりの名所が点在している。

唐家山のせき止め湖は、すでに土手の数か所から水が漏れ出し、今後の降雨状況などによっては9割を超える確率で決壊すると見られており、最悪の場合は、これらの貴重な文化遺産が水没する危険もある。(翻訳・編集/愛玉)

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