<チベット>日本人旅行客の「独立応援グッズ」を没収―新疆ウイグル自治区

Record China    2008年6月5日(木) 1時50分

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6月4日、パキスタンとの国境にある中国側の入国検査で今月初め、日本人旅行客2人の荷物から相次いでチベット独立をうたった品が発見された。当局はこれらを没収、2人を指導した後釈放。写真はホンジュラブ。

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2008年6月4日、「中国新聞網」はパキスタンとの国境に接する新疆ウイグル自治区ホンジュラブ(紅其拉甫)の入国検査で今月初め、日本人旅行客2人の荷物から相次いでチベット独立を宣伝する品が見つかったと報じた。

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このうちの1人、T・I(男性、記事原文では実名表記)が所持していたのは「SAVE TIBET(チベットを救え)」と書いたバッジで、チベット独立支持派の典型的な宣伝グッズ。3か月前にインドを旅行中、知り合った日本人男性から渡されたという。もう1人の男性S・K(同じく原文では実名表記)は、ネパール滞在中に現地人からもらったポスターを所持しており、中国政府を批判する内容の英文が書かれてあった。

2人の供述から、これらの持ち込みは意図的なものではなく不注意によるものであったと判明。当局は該当品を没収したうえで、このような行為はダライ・ラマグループによる中国分裂活動に加担することになると2人を指導。彼らは過ちを認め、今後注意すると誓ったとのこと。(翻訳・編集/本郷)

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