高層建築の耐震テストを義務化―重慶市

Record China    2008年6月3日(火) 16時43分

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3日、重慶市で1日から、10階建てまたは高さ28mを超える建築物について、新たに建設する際の耐震テストが義務化された。写真は重慶解放碑中央商務区。

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2008年6月3日、重慶晨報によれば、6月1日から、重慶市で高層建築物を新築する際、耐震テストを義務づける法令が施行された。設計段階で、耐震テストにパスしないと建設できない。

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“高層”とは10階以上、または高さ28mを超える建造物と規定され、重慶市で新たに建築されている建物の9割以上が対象となる。なお、重慶市には世界貿易ビル、市科学技術館、市大劇場などの高さ100mを超える“超高層”建築物があるが、こうした建物についてはさらに審査が厳しくなるという。

市建築委員会の関係者によれば、6月から、基本設計の段階で高さの基準をクリアした上で、同委の耐震テストを受けることになり、高さが申告と異なっている場合には、修正が必要となる。故意に虚偽の申告をしたことがわかった場合には処罰の対象となるという。耐震テストにパスしなかった場合、適切な対策を行わなければ建設できないほか、工事の監督管理も強化されるという。(翻訳・編集/岡田)

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