<四川大地震>ここにもヒキガエル大群!当局「震災に関係なし」―重慶市

Record China    2008年5月27日(火) 17時23分

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23日、重慶市彭水県でヒキガエルの大群が河川を大移動する現象が確認された。市地震局の派遣した専門家チームはこれが震災の予兆である可能性を否定している。写真は04年、重慶市郊外で発生したヒキガエルの大群。

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2008年5月27日、重慶市政府の公式HPによると、23日に同市彭水県でヒキガエルの大群が河川を一斉大移動した現象が確認された。住民は再び震災の起こる予兆ではないかと不安を強めているが、市地震局の派遣した専門家チームは「正常な自然現象」としてその可能性を否定した。人民日報の報道。

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カエル目撃から明けて24日、重慶市の地震局、農業局、環境保護局、気象局が専門家チームを結成して現地調査を行った。ヒキガエルの生息環境や気候条件などから分析した結果、このほどの大群大移動はヒキガエルの生息習性を原因とした、正常な自然現象であると結論を出した。この季節、近隣の彭水水力発電ダムが増水し、ヒキガエルの繁殖により理想的な環境が出現したことで、大群がダム方向に移動していったものと考えられている。

市地震局は昨年9月より、彭水ダム付近に4か所の地震観測所を設置しているが、現在のところ、異常は観測されていないという。同局では市内その他の異常現象に関しても慎重に観察と分析を続けているが、現在のところ、大震災が再び起こる可能性は小さいと発表した。(翻訳・編集/愛玉)

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