<四川大地震>震度8の耐震校舎38校、再建計画進む―四川省北川チャン族自治県

Record China    2008年5月27日(火) 1時40分

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24日、北川チャン族自治県で学校の再建計画が始まった。震度8の耐震構造を備えた計38校が建設される。写真は23日、地震で廃墟と化した4000年以上の歴史を誇るチャン族の村「蘿卜寨」。村は別の場所で再建される。

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2008年5月24日、四川大地震で壊滅的な被害を受けた北川チャン族自治県で、学校の再建計画が始まった。震度8の耐震構造を備えた小学校23校、中学校10校を含む計38校(うち幼稚園1か所)が建設される。予算はおよそ3億元(約45億円)。地元紙「成都商報」が伝えた。

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北川チャン族自治県の教育体育局は24日、県内の学校再建案(初歩計画)を上級部門に提出したと発表した。県内では現在、児童・生徒約1万が9か所の「テント学校」に分かれて授業を続けている。

再建案では、新校舎は震度8の揺れでも倒れない耐震強度を有することが絶対条件とされた。四川省民族出版社の羅勇(ルオ・ヨン)社長は、自ら同局の臨時オフィスを訪れ、図書室や数万元(1元=約15円)分の本の寄贈を行うと申し出た。この他にも多くの慈善家が寄付を申し出ているという。(翻訳・編集/NN)

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