<北京五輪>ダライ・ラマ開幕式参加発言、当局は消極的姿勢―中国外交部

Record China    2008年5月24日(土) 17時17分

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5月22日、中国外交部スポークスマンの秦剛氏は定例記者会見の席上、ダライ・ラマ14世が北京五輪開幕式に「招待されれば参加する」とした発言について、消極的な姿勢を示した。写真は18日のチベットの様子。

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2008年5月22日、中国外国部スポークスマン秦剛(チン・ガン)氏は定例記者会見を行い、四川大地震の救援と復興問題や韓国李明博大統領の訪中などについて記者からの質問に答えた。

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その中で、ダライ・ラマ14世が訪問先の英国で「中国側の招待があれば北京五輪開幕式に喜んで参加する」と発言した件に関し、「そのような発言があったことは聞いているが、ダライ・ラマ側が本当に祖国や北京五輪に対して有益なことを行おうとするならば、ただちに祖国の分裂活動を停止し、暴力行為の扇動や北京五輪破壊活動を止めるという行動で示すべきだ」と答え、従来の中国政府の姿勢を崩さなかった。

同時にダライ・ラマとの話し合いについて「具体的な時間は現在調整中」と答え、「中国政府は現在、四川大地震の被災地と被災者対策に精力のすべてを集中させて取り組んでいる」として、今はそれどころではないという状況を言外ににじませていた。(翻訳・編集/本郷)

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