<中華経済>物価抑制が急務の課題、人民銀が金融政策報告―中国

Record China    2008年5月15日(木) 19時53分

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中国人民銀行(中央銀行)は14日、金融政策の方向を示す四半期に1度の「貨幣政策執行報告」の中で、「物価上昇とインフレの抑制」が引き続き差し迫った課題であるとの報告をまとめた。

2008年5月15日、15日付中国証券網によると、中国人民銀行(中央銀行)は14日、金融政策の方向を示す四半期に1度の「貨幣政策執行報告」の中で、「物価上昇とインフレの抑制」が引き続き差し迫った課題であるとの報告をまとめた。

報告では、今後も金融引き締めを続け、多くの貨幣政策ツールをバランスよく使い、銀行貸出ペースを抑制し、マクロ調整を強化するとの方針を打ち出した。ただ、国内外の情勢変化にも適宜対応するとの柔軟な姿勢も補足。経済成長と産業構造の改善を後押しする安定した金融環境を構築するとの目標を示した。

また内需拡大の必要性を指摘。米サブプライムローン問題に伴う混乱で輸出ペースが落ち込んでいることから、消費、サービスを中心に内需を拡大することで、経済成長を鈍化させる外的要因を吸収する能力を高めなければならないと報告した。(翻訳・編集/HI)

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