<四川大地震>予兆はあった!?五輪のため情報黙殺説を否定―中国当局

Record China    2008年5月14日(水) 12時44分

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13日、「大地震の発生前に予兆と思われる現象が数多く報告されたが、これを隠していたのは北京五輪のためか?」との記者の質問を、中国地震局は「話にならない」と一蹴。写真は13日、成都の病院で手当てを受ける被災者。

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2008年5月13日、中国地震局は「四川省大地震発生の数日前から予兆と思われる異常現象が数多く報告されていたにもかかわらずこれを隠していたのは、北京五輪を無事に開催させるため」との噂を真っ向から否定した。「新華網」が伝えた。

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13日午後、中国国務院は四川省大地震に関する記者会見を開いた。席上、記者が「中国地震局が故意に地震発生につながる情報隠しを行ったという見方がある」という趣旨の発言を行った。これに対し、中国地震局の張宏衛(チャン・ホンウェイ)スポークスマンは、「話にならない」と一蹴。引き続き中国地震台ネットワークセンターの張暁東副主任が、地震予知の困難さを説明し、同一地域での地震発生のメカニズムとそのサイクルを把握するには数十年、数百年という時間が必要だと述べた。

記者会見の模様はインターネット上で動画配信されており、これを見たネットユーザーからは「地震予測ができないなら何のために地震局はあるのか?」という批判的な書き込みが多数寄せられている。(翻訳・編集/本郷)

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