<四川大地震>北京、上海、香港、台湾も!「国土の半分が揺れた」M7.8の威力―中国

Record China    2008年5月13日(火) 4時49分

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5月12日、午後2時28分に四川省で発生したマグニチュード7.8の巨大地震は、北京市や天津市、上海市でも観測されたが、香港や台湾でも一般市民が「揺れを感じた」と通報。写真は地震発生後の上海。多くの会社員がオフィスビルの外に避難した。

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2008年5月12日、午後2時28分(北京時間)に発生した四川省アバ・チベット族チャン族自治州[シ文]川(ぶんせん)県を震源地とするマグニチュード7.8の地震は、国土の半分にもおよぶ広い範囲で揺れを感じる強烈なものだった。「中国新聞網」が伝えた。

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国内各地からの最新情報をまとめると、四川省成都市では地震発生当時強烈な揺れを感じ、市民らは一斉に建物から外へ飛び出したという。成都空港はこの地震の影響で午後6時まで閉鎖された。重慶市梁平県では小学校2校が崩壊し、児童が生き埋めに。100人以上が負傷し、4人が死亡。救助活動は現在も続けられている。

北京市では午後2時31分に、体に感じる地震があった。隣の天津市では、はっきりとわかるほどの揺れだったという。江蘇省南京市では強い揺れを感じたため、各職場では仕事を一時中断して様子を見守ったとのこと。甘粛省南部では地震による家屋の崩壊や電話線の不通、大規模停電が発生。雲南省北部でも家屋の崩壊が報告されている。

香港でもほぼ同時間に多くの市民が「揺れを感じた」と気象台に報告しており、台湾の気象当局も各地で震度1程度の揺れが2分以上続いたと発表している。(翻訳・編集/本郷)

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