今の中国はバブル期の日本とそっくり?それでも“失われた10年”が到来しない理由―香港英字紙

配信日時:2017年9月3日(日) 0時20分
バブル期の日本とそっくりの中国に“失われた10年”が来ない理由
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8月30日、香港英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストはコラム「中国には日本のような失われた10年は出現しない」を掲載した。現在の中国はバブル期の日本と酷似しているとの懸念が広がっている。写真は上海。
2017年8月30日、香港英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストはコラム「中国には日本のような失われた10年は出現しない」を掲載した。9月1日、参考消息網が伝えた。

近年、中国にも“失われた10年”が出現するのではとの懸念が広がっている。“失われた10年”とはバブル経済崩壊後に日本が長期にわたり低成長に苦しんだ現象を指す。不動産など資産価格の高騰、社会の高齢化、通貨高など1980年代末の日本と現在の中国がよく似ているとの指摘もあり、不安に拍車をかけている。

しかしながら中国には“失われた10年”は出現しないとサウス・チャイナ・モーニング・ポストのコラムは指摘する。高齢化も通貨高もバブル期の日本と比べればまだまだ低水準にとどまっている。また資産価格の高騰などバブルは存在するものの、中国政府は膨らむ前にいち早い処理を心掛けている。無策のまま大惨事を招いた日本とは異なるとの分析だ。(翻訳・編集/増田聡太郎
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  • 968***** | (2017/09/03 14:46)

    付けの先送りでのチキンゲーム
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  • dm2***** | (2017/09/03 07:31)

    不動産バブルはGDPの増進と見せかけ資産増長の打ち出の小槌、止めたくても止められない負のスパイラル。 GDPの下落は外国資本の逃避、資産の下落は国民不満による党の存亡危機。 目先の対応で、硬軟取り混ぜての外国資本の関心と国民の不平不満のはけ口を模索しているものの進展は無く、典型的な「計画のグレシャムの法則」状態。 無策の失敗は、日本の比でないことは異論のないところ。
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  • sya***** | (2017/09/03 06:31)

    これは資本主義経済の根本である需要と供給のバランスが狂ったのが、バブル崩壊で調整期間に入ったことになり、行き過ぎを改善しているという事だ。バブルの大きさにより調整期間は変わってくる。 中国は需要と供給が狂っても、政治が一党独裁だから、バブルは大きくなるばかりで、調整期間を作らないようにしている。 だからバブルはどんどん大きくなって、はじける時はもう手の付けられない状態になる。 市場経済のメカニズムが働かないから、政治でも制御できなくなった時、空恐ろしいことになるだろう。 GDPを上げる為に地方政府である各地の省のTOPが全く住む人がいないマンション群を作り続ければ、中国中にゴーストタウンが出来ることになる。 それをまだまだ続けているらしい。
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