日本で外国人によるレンタカー事故が急増、沖縄だけで年間約1万件―華字メディア

Record China    2017年8月23日(水) 0時0分

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日本を訪れる外国人観光客のレンタカーによる交通事故が急増している。資料写真。

2017年8月21日、日本新華僑報によると、日本を訪れる外国人観光客のレンタカーによる交通事故が急増している。

訪日外国人観光客数の増加に伴い、日本でレンタカーの旅を楽しむケースが増えている。国土交通省航空局によると、2015年には推計で70万5000人の外国人観光客が空港までの移動にレンタカーを利用した。

レンタカー旅行は行きたい所に行け、特に子連れの旅行者にとって多くの利便性をもたらす。また、日本人のレンタル期間が2日前後なのに対して外国人は長くて10日ほど借りるため、レンタカー会社にとっても大きな売り上げになる。しかしその一方で、交通事故の激増が大きな問題になっており、沖縄県だけで、16年度の外国人利用によるレンタカー事故が15年度の5073件からほぼ倍増の9648件だった。

レンタカー会社の職員によると、駐車場で他人の車に衝突したり、ガードレールにぶつかるという事故がしばしば起きているほか、誤った種類のガソリンを給油するケースも多い。そしてさらに多いのは、左側通行に慣れていないことによる事故だという。

日本のレンタカー会社は今後も外国人の利用者が増え続けるとみており、車内の多言語案内の充実、自走ブレーキシステムの導入といった事故リスク低減措置を積極的に採用している。

中国本土の免許だけでは日本のレンタカーを運転することはできない。記事は日本で免許を取得した中国人に対して交通ルールの違いによる事故に注意するよう呼び掛けている。(翻訳・編集/川尻

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