2008年5月7日、このほど米大手エージェンシーと契約を交わし、ハリウッド進出を宣言した若手女優のリウ・イーフェイ（劉亦菲）。デビュー時からイーフェイを支え、彼女に「パパ」と慕われる富豪の陳金飛氏が、初めてインタビューに応じた。南方都市報が伝えた。

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15歳でデビュー以降、イーフェイの芸能活動を全面的にバックアップしている陳氏。これまでに何度も、「愛人説」がささやかれたイーフェイだが、実際は昔から家同士の付き合いで、母子家庭育ちのイーフェイに「パパ」と呼ばれているという。

陳氏は、金融業や不動産業を手掛ける実業家。2002年には、米「フォーブス」誌の「中国富豪ランキング」で、総資産2．15億ドル（約225億円）で第23位に選ばれている。

イーフェイとの出会いは、彼女が5歳のとき。13歳で女優を志した際には、当初反対したものの、イーフェイの決心が固いことから、一番に賛成派へ回り、彼女の母親を説得したのも陳氏だったという。

デビュー以降のイーフェイは、陳氏が手掛ける企業のポスターに出演し、これが芸能関係者の目に止まって、大ヒットドラマ「金粉世家」に出演。続いて人気ドラマのオファーが相次ぎ、トントン拍子の出世を果たし、一躍若手トップ女優へとのぼりつめた。

イーフェイの18歳の誕生日には、中国の外交舞台「釣魚台国賓館」で著名映画監督や日本のソニー・ミュージック関係者を招き、超豪華パーティーを開いて世間を驚かせた陳氏。ハリウッド進出に際し、「第2のコン・リー（鞏俐）」「第2のチャン・ツィイー（章子怡）」などと呼ばれるイーフェイだが、陳氏は「彼女らは、同じ監督に育てられた女優。イーフェイとは背景がまったく違う」、と話している。（翻訳・編集/Mathilda）