韓国で汚職調査の手が李明博政権にも、ロッテに危機的状況の可能性―韓国紙

Record China    2017年7月27日(木) 13時20分

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韓国で文在寅政権による反腐敗政策が推し進められ、調査の手は李明博政権の時代にまでさかのぼっている。写真は第2ロッテワールドタワー。

2017年7月26日、韓国で文在寅(ムン・ジェイン)政権による反腐敗政策が推し進められ、調査の手は李明博(イ・ミョンバク)政権の時代にまでさかのぼっている。中国新聞網が伝えた。

韓国紙・亜州経済によると、韓国大統領府は国家安保室の金庫から李明博政権時代の文書を発見。ロッテワールドタワーやSTX造船海洋の汚職にかかわるものだという。

ロッテグループは当時、親李明博政権企業と目され、政府から少なからぬ便宜を得ていたとみられている。そのうち最も大きなものが第2ロッテワールドタワーの建設許可だったとされる。

ロッテは1998年から第2ロッテワールドタワーの建設を計画していたが、韓国空軍は軍用機の飛行や離着陸に安全上のリスクが生じるとして、建設に強く反対していた。しかし、李明博大統領は反対を押し切り、滑走路の調整をした上で建設を認めたという経緯がある。

文在寅政権の反腐敗政策は今後さらにさかのぼって調査が行われる可能性がある。内外に問題を抱えるロッテグループは汚職が指摘されれば、さらなる危機的状況に陥る恐れがある。(翻訳・編集/岡田)

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