タイで食い物にされる中国人観光客、管理・監督体制の不備で野放し状態―台湾メディア

Record China    2017年7月11日(火) 7時20分

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タイ観光・スポーツ省は今年下半期に中国人観光客を大々的に招致することを発表した。だが、公的な管理・監督体制の不備で、だまされたり、食い物にされたりする事案は今も絶えないという。写真はバンコクの王宮。

2017年7月10日、台湾メディア・中時電子報はこのほど、タイ観光・スポーツ省が今年下半期に中国人観光客を大々的に招致することを発表したと伝えた。

タイでは、旅行会社が原価以下の代金でツアーを請け負い、ツアー客の買い物のリベートで利益を得るパッケージツアーが問題となった。中国人に買い物を強要したり、不当に高い価格で売りつけたりするなどの行為が多発したが、タイ政府が取り締まりを強化したことで、中国人観光客の訪タイは回復しつつある。

しかし、中国人観光客がだまされたり、食い物にされたりする事案は今も絶えない。タイでは旅行産業での不正を専門に取り締まる観光ポリスが設置されたが、現実には不正はなくなっていない。タイ滞在中に不快な思いをする中国人はとりわけ多く、枚挙にいとまがないという。

タイを訪れる外国人観光客は多いのに、その国際的なイメージはさほど高くない原因は、公的な管理・監督体制の不備にあると記事は指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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