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目立つ北朝鮮の日本威嚇、「米国より先に焦土化」、文在寅政権誕生で韓国から標的変更?

配信日時:2017年6月17日(土) 13時50分
目立つ北朝鮮の日本威嚇、文在寅政権誕生で韓国から標的変更?
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日本を威嚇する北朝鮮の言動が目立っている。「有事には米国より先に日本列島が焦土になる」などとも警告。文在寅政権が誕生した韓国に対する挑発は影を潜めており、標的を日本に変更したかにもみえる。
2017年6月17日、日本を軍事的に威嚇する北朝鮮の言動が最近、目立っている。核攻撃の可能性をちらつかせ、「有事には米国より先に日本列島が焦土になる」などとも警告している。文在寅政権が誕生した韓国に対する挑発はすっかり影を潜めており、標的を日本に変更したかにもみえる。

今年なって北朝鮮が日本を名指ししたのは、3月6日に「スカッド改良型」とみられる弾道ミサイル4発を発射した際だった。日本海に向けてほぼ同時に発射された4発中3発は約1000キロ飛行した後、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下。朝鮮中央通信は「有事の際に日本駐屯の米帝侵略軍基地を打撃する任務を担う部隊が担当した」と伝えた。

4月21日には朝鮮アジア太平洋平和委員会が発表した米原子力空母「カール・ビンソン」の派遣を非難する声明の中で日本にも言及。「水爆から大陸間弾道ミサイル(ICBM)に至るまで持つべきものは全て持っている」と主張した上、「日本列島が沈没しても後悔するな」と、けん制した。

5月になると、言動はエスカレートする。朝鮮労働党機関紙・労働新聞(電子版)は2日付の論評で、朝鮮半島で核戦争が起きた場合、「米軍の兵たん、発進、出撃基地になっている日本が真っ先に(核爆発による)放射能雲で覆われる」と指摘。日本に対する核攻撃の可能性をにおわせた。

20日には朝鮮中央通信が「日本もわれわれの攻撃圏内にある」との論評を報道。「実戦配備された核兵器を含む、われわれの全ての軍事的攻撃手段は、米本土と共に日本駐屯の米帝侵略軍基地にも精密に照準を合わせ、発射の瞬間だけを待っている」と誇示した。

さらに北朝鮮の外務省は29日、主要7カ国首脳会議(G7サミット)などでの日本の対応について「われわれの自衛的措置に言い掛かりをつけて意地悪く振る舞っている」と批判。「今までは日本にある米国の侵略的軍事対象(米軍基地)だけがわが軍の照準に入っていたが、日本が米国に追従して敵対的に対応するなら、われわれの標的は変わるしかない」として、米軍基地以外への軍事攻撃を示唆した。

6月7日には朝鮮平和擁護全国民族委員会が報道官声明を発表。安倍晋三首相がG7サミットで北朝鮮問題の議論をリードしたことや、海上自衛隊が米空母2隻と実施した共同訓練などに触れ、「今のように日本が不届きに振る舞うなら、有事に米国より先に日本列島が丸ごと焦土になり得る」と脅した。

一方、韓国を直接標的にした挑発は、大統領選中から抑制気味。特に5月10日に文氏が大統領に就任して以降は、無人偵察機を飛ばす程度にとどまっている。かつての「ソウルを火の海」発言などは忘れたようで、朴槿恵政権当時、朝鮮中央テレビが大統領府(青瓦台)を攻撃する映像を流していたことなどとは対照的だ。(編集/日向)
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