韓国で人気の韓国GM車、天井から雨漏り問題が多発=「今どきそんな車が?」「もうすぐ梅雨なのに」―韓国ネット

Record China    2017年6月14日(水) 22時50分

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12日、韓国・電子新聞などによると、米ゼネラルモーターズ傘下の韓国の自動車メーカー・韓国GMが昨年発売した中型セダンで天井から水漏れする問題が相次いでいる。資料写真。

2017年6月12日、韓国・電子新聞などによると、米ゼネラルモーターズ傘下の韓国の自動車メーカー・韓国GMが昨年発売した中型セダンで天井から水漏れする問題が相次いでいる。

問題が起こっているのは、韓国GMが中型車市場で「旋風的な人気」を博すのに大きな役目を果たしたという中型セダン「オールニューマリブ」。業界によると、この車種で、雨天走行や高圧洗車の際、車両後部ガラス上部のリアブレーキ補助ランプ部分から水漏れが発生した。問題のブレーキ補助ランプは、車両のルーフパネルと後部ガラスの接続部に設置してあり、染み込んだ水が車内の天井とシートを濡らしてしまうという。

被害者らはメーカーに無償修理や部品交換を要求、ひどい汚れが発生した被害者は金銭的補償と車両の交換を要求したが、これに対して韓国GM側は、問題のブレーキのボルト・ナットをきつく締める程度の無償修理を行っただけで、金銭補償や部品交換を行わなかった。

韓国GMの関係者は「視認性を高めるためのブレーキ補助ランプなどを組み立てる過程で、一部不具合が発生し水漏れ被害が起きた」とし、「水漏れを遮断するために、5月にゴムシーリング処理をしたボルトとナットを適用しており、被害が出た顧客に対しては新たな部品に交換している」と対応について説明している。

韓国GMによると、現在把握されている被害は販売された1万台のうち40台程度にすぎないといい、同社では販売全車について部品交換や無償修理を行う計画はないという。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「韓国は問題が発生した時に対策をする対処療法ばかり」「韓国の消費者をばかにしている」「韓国GMは生産をやめ、販売だけにすべき」「何十年も前の車じゃあるまいし、今どき雨漏りとは…」「こんなのリコールだろう」など、韓国GMに対し多くの批判の声が寄せられた。

また、「まだ不良を知らずに乗っているユーザーもいるだろうな」「もうすぐ梅雨になるけど、車内がカビだらけになりそう」など、問題の車を所有するユーザーを気遣うコメントや、「GMは韓国で悪いことばかりを学んでいるようだ」との意見もあった。(翻訳・編集/三田)

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