<北京五輪><続報>外国留学生追い出し報道、デマ発信元はドイツ誌!?―中国紙

Record China    2008年4月21日(月) 12時55分

拡大

4月18日、中国教育部が「完全なるデマ」だと発表した海外一部メディアによる虚偽の報道について、その発信元がドイツの有力週刊誌「デア・シュピーゲル」であるとの報道が。写真は北京の外国人。

(1 / 3 枚)

2008年4月18日、中国の「環球時報」は中国教育部の王旭明報道官が同日、「完全なるデマ」だと発表した一部海外メディアによる虚偽報道について、その発信元がドイツの有力週刊誌「デア・シュピーゲル」であると報じた。

その他の写真

同誌は欧州最大の発行部数を誇る人気週刊誌だが、今月17日「中国は外国留学生を追い出す」との記事を掲載。北京大学広報担当者(女性)からの情報として「外国人留学生は北京五輪開催期間中、中国を離れるよう命じられた」と報道した。さらに、この命令は「同期間中にテロや脅迫などに巻き込まれる可能性もあるため、留学生の安全面を考慮したうえでの措置だ」という中国外交部の「説明」まで載せている。

この記事を根拠に、ドイツ通信社(DPA)が同様の報道を行ったため、事実に反するニュースはあっという間に全世界に広がった。当の北京大側にこのニュースについて「そんなことになっているとはまったく知らなかった」と驚きを隠せない様子。また、同大には男性の広報担当者が1人いるだけだと答えている。(翻訳・編集/本郷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携