過熱するカルフール不買運動!止まらぬ愛国主義に強い警戒感―中国

Record China    2008年4月20日(日) 22時53分

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19日、新民晩報はカルフール不買運動についてのコラムを掲載、「中国は眠れる獅子だ。一度目を覚ませば世界を揺るがすことになるだろう」とのナポレオン3世の言葉を引用し、過熱する一方の愛国主義への警戒感を示した。写真はカルフール。

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2008年4月19日、新民晩報はカルフール不買運動についてのコラムを掲載、過熱する一方の愛国主義への警戒感を示した。

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パリでの聖火リレー妨害や仏大手スーパー・カルフールの大株主がチベット亡命政権のスポンサーとの風聞が広がり、中国ではカルフールの不買運動が広がっている。18日、上海のカルフールは販促活動を実施したが買い物客は逆に普段よりも減ったという。

コラムは、「中国人はフランスとフランス製品を愛していた」と述べ、またパリの聖火リレーで妨害者からトーチを守ったとして英雄になった「車椅子の天使」金晶(ジン・チン)の「愛国主義には賛同するが不買運動には反対する」とのコメントを紹介した。そしてコラムの最後では、ナポレオン3世の「中国は眠れる獅子だ。一度目を覚ませば世界を揺るがすことになるだろう」という言葉を引用し、過熱する一方の愛国主義に警戒感を示した。(翻訳・編集/KT)

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