2008年4月8日、福建省福州市で「中国有人宇宙船展」が開催された。中国で初の有人飛行に成功した宇宙船「神舟5号」の積載ロケットと緊急避難カプセルの実物が展示され、話題を呼んでいる。

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「神舟5号」は2003年10月に打ち上げられた中国初の有人宇宙船で、ソ連(当時)とアメリカに次ぐ世界3番目の快挙として注目を浴びた。

今回展示されるのは高さ21mの積載ロケットと、高さ8mの緊急避難カプセルの実物。緊急避難カプセルは神舟頭部に設置され、緊急時に軌道モジュールと帰還モジュールを牽引して乗務員の安全脱出を図るもの。

展覧会は福州市政府、中華航天博物館、北京航天博物館による主催で、5月6日まで開催される。(翻訳・編集/愛玉)