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韓国が誇る「朝鮮白ヒノキの森」が消滅の危機、すでに半分が枯死=韓国ネット「今まで何をしていた?」「お金のために自然が消えていく」

配信日時:2017年4月21日(金) 20時30分
韓国が誇る「朝鮮白ヒノキの森」が消滅の危機、すでに半分が枯死
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20日、韓国メディアによると、世界で唯一、韓国だけに自生するチョウセンシラベ(朝鮮白ヒノキ)が絶滅の危機に瀕している。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は漢拏山。
2017年4月20日、韓国・京郷新聞によると、世界で唯一、韓国だけに自生するチョウセンシラベ(朝鮮白ヒノキ)が絶滅の危機に瀕(ひん)している。

チョウセンシラベは智異山などにも分布しているが、済州の漢拏山に世界最大規模の森がある。しかし、漢拏山のチョウセンシラベの半分が枯死しているという。チョウセンシラベは国際自然保護連盟(IUCN)の絶滅危惧種にも指定されている。

済州島は19日、今年から2016年までの10年間、45億9000万ウォン(約4億3700万円)の国費を投入し、チョウセンシラベの枯死原因についての研究と復元事業を行うと明らかにした。漢拏山のチョウセンシラベは最近10年で急速に枯死が進んでいる。済州島の調査の結果、漢拏山のチョウセンシラベの森の中で枯れ木が占める割合は45.9%に達する。チョウセンシラベの森の面積は2006年には738ヘクタールだったが、2015年には626ヘクタールにまで縮小した。

チョウセンシラベの枯死原因としては、気候の変化による生育基盤の悪化が指摘されている。2000年代以降の気候変化による積雪量の減少、度重なる台風や集中豪雨が枯死を進める原因となった。コ・ジョングン生物圏地質公園研究課長は「チョウセンシラベは一定期間雪に埋まっていなければならないが、最近は積雪量が減少しているため、上の部分は日を浴びて光合成をしているが、根は凍っている。つまり、水の不均衡、水ストレス状態になっている。また、過去より強力で、頻繁に発生するようになった台風や集中豪雨により土壌が流出し、根が不安定になる状況も繰り返されている」と説明した。

済州島世界遺産本部はチョウセンシラベの枯死が急速に進んでいることを受け、復元事業にも力を入れている。今後、海抜700メートルの地点にチョウセンシラベの生産基盤を用意し、毎年2万本以上の苗木を供給する計画だという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「漢拏山への立ち入りを制限するべき」「大した理由もなく木を切るのはやめよう。韓国は今、大気汚染を改善するために1本でも多くの木が必要な時なのだから」「チョウセンシラベだけではない。全ての動植物が生きにくく、絶滅危惧種はどんどん増加している」「ホテルやカジノの建設だけは防ごう」「金のために中国人に土地を売る人が多いから自然が消えていく」などと心配する声が寄せられている。

そのほか「気候の変化による自然植生の変化を人為的に防止しようというのも傲慢な発想。チョウセンシラベの森が消えたら、また別の植生が現れるのだから」「済州島の温度が上がることはどうしようもない。温度の低い地域で復元するべき」「半分が枯死するまでの間何をしていた?」「異常気象は金で解決できない。ただ放っておけばいい」と指摘する声も寄せられた。(翻訳・編集/堂本)
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