パイロット大量辞職騒ぎ、航空会社は巨額賠償請求で対抗―上海市

Record China    2008年4月8日(火) 18時34分

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8日、上海航空とパイロットの間で労働問題が起き、多くのパイロットが辞職を願い出ている。同社はパイロットに対し、労働契約不履行で多額の損害賠償を請求している。

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2008年4月8日、人民網によれば、パイロットと航空会社の間で問題が頻発している。パイロット9人と上海航空の間で労働契約に関連する13件もの告訴が出されており、請求金額は総額3500万元(約4億9000万円)に上る。また、他のパイロット10人が辞職を願い出ており、現在調停中という。

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上海航空側は、パイロットという特殊な技能を持つ人材の育成と能力維持には長い時間がかかり、突然辞職されては安全な運行と企業の経営に大きく影響すると主張。また、パイロットとの間には「無固定期限労働契約」が結ばれており、期限内の契約解消には、社内規定による賠償が不可欠だとしている。07年8月以降、パイロットが次々に辞職届けを提出したが、会社側は辞職願不受理の通告を出していた。

上海航空は「労働契約書」の履行を求めるとともに、辞職を願い出ている者に対して、1人につき400万元(約5600万円)の損害賠償を請求している。(翻訳・編集/岡田)

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