緊迫する北朝鮮情勢、「日本はこの機に乗じて再武装画策」と韓国メディア

Record China    2017年4月16日(日) 20時0分

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15日、中国・香港を拠点とする民間衛星テレビ局の鳳凰衛視は、朝鮮半島情勢の緊迫化について、韓国の各メディアが「日本が大げさに煽り立てて火をつけようとしている。この機に乗じて主導権を握るつもりだ」と批判していると伝えた。写真は平壌の検閲画面。

2017年4月15日、中国・香港を拠点とする民間衛星テレビ局の鳳凰衛視は、朝鮮半島情勢の緊迫化について、韓国の各メディアが「日本が大げさに煽り立てて火をつけようとしている。この機に乗じて主導権を握るつもりだ」と批判していると伝えた。

朝鮮半島情勢が緊迫化している。日本メディアも連日大きく取り上げているが、韓国メディアは日本の姿勢を「大げさに煽り立てて火をつけ、半島危機を口実に自らの再武装を画策している」と批判している。

安倍晋三首相は朝鮮半島で想定外の事態が起きた場合、拉致被害者の救出に全力を上げると表明。北朝鮮がサリン弾を保有している可能性に触れ、弾道ミサイルに装備される可能性があるとしている。

韓国・中央日報は「安倍政権は北朝鮮が仮に日本に化学兵器を使用した場合、国内で政権批判が高まることを恐れている」と報道。朝鮮日報は「米国が本当に北朝鮮を攻撃すると考えている専門家は少ないが、日本メディアは『トランプ政権は本気で引き金を引くつもりだ』と大々的に報じている。日本は自己保身に走っている」と伝えた。国民日報は「この機に乗じて主導権を握ろうとする典型的な動きだ」と分析。専門家は「自国の再武装を実現する口実だろう」と述べている。(翻訳・編集/大宮)

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