死んだペットを庭に埋葬はダメ!近隣住民からクレーム―海南省海口市

Record China    2008年4月5日(土) 16時8分

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4月3日、海南省の海口市で自宅の庭に死んだペットを埋めた飼い主に近所の住民が苦情を寄せている。海口市では動物の死骸は火葬、あるいは地下5mに埋葬しなければならないのだが…。

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2008年4月3日、海南省海口市にすむ男性が愛するペットのお墓を自宅庭に造ったため、近所に住む住民から苦情が出ているという。「中国新聞網」が伝えた。

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海口市の高級住宅街の一角にある画家の林さん(男性)宅では、庭にウサギと犬のお墓がある。昨年11月に愛犬が突然死亡、悲嘆にくれた林さんは庭に愛犬の死骸を埋め、その上に墓碑を建てた。そのとなりには同様にウサギのための墓碑が。これを見た近所の人は「気持ち悪いし、環境汚染だ」と不快感をあらわにしている。

海南省小動物保護協会は、林さんの心情は理解できるとしながらも、動物の死骸は火葬にするか、あるいは地下5mの深さに埋めなければならないとする衛生部門の規定があると説明。ただ、同市にあるペット専用火葬場の費用が1体につき200元(約2800円)と高額なので利用する市民は少ないと指摘している。同市には現在約5万匹(頭)の犬が飼われており、毎年平均5000匹(頭)の犬が何らかの原因で死亡しているという。これらの犬や他のペットをすべて土葬していては必ず環境汚染につながるとして、同協会は市民にペットの火葬を呼びかけている。(翻訳・編集/本郷)

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