サッカーは弱いのに集金力だけは最強の中国代表―中国メディア

Record China    2017年3月23日(木) 7時10分

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22日、中国メディアの澎湃新聞が、中国サッカー代表には多くのスポンサーがついており、卓球やバスケットボールより集金力が高いと伝えた。資料写真。

2017年3月22日、中国メディアの澎湃新聞が、中国サッカー代表には多くのスポンサーがついており、卓球バスケットボールより集金力が高いと伝えた。

試合の成績だけを見ればサッカー代表は決して強くないものの、その集金力では男子バスケットボールや世界最強の卓球代表に勝るという。例えば昨年のリオ五輪では、男子バスケットボール代表にはメインスポンサーのTCLのほか、ナイキや一汽・フォルクスワーゲンなど12社のスポンサーがついた。TCLは毎年2000万元(約3億2000万円)のスポンサー料を出しているが、サッカー代表よりずっと少ないという。

男子卓球も同様で、公式サイトによれば紅双喜やチャイナ・ユニコムなど7社のスポンサーがついている。そのスポンサー料は明らかになっていないものの、関係者によればサッカー代表より多いことはまずあり得ないという。

一方のサッカー代表は、長安汽車とナイキがメインスポンサーとなっており、燕京ビールやコンチネンタルなど5社が公式スポンサー、コカコーラと体育之窓が公式サプライヤーとなっている。

2015年に、サッカー中国代表はアディダスとのスポンサー契約を終了し、新たにナイキと12年間のスポンサー契約を結んだが、各メディアの報道によると、毎年のスポンサー料は1億元(約16億円)を超える。

中国サッカー代表によるスポンサー募集の通知には、メインスポンサーのスポンサー料は毎年最低5000万元(約8億円)以上で、公式スポンサーは毎年最低2000万元(約3億2000万円)以上、公式サプライヤーは毎年最低1000万元(約1億6000万円)のスポンサー料であるべきと明記されていたという。

これらの数字に基づいて計算すると、ナイキと長安汽車のメインスポンサーだけで毎年1億5000万元(約24億円)、メインスポンサー5社で1億元、公式サプライヤーで2000万元となり、中国代表が獲得するスポンサー料は、年間2億元(約32億円)を軽く超えると伝えた。(翻訳・編集/山中)

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