<中華経済>失業率3.3%!10年ぶりに最低記録を更新―香港

Record China    2008年3月21日(金) 9時10分

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18日、香港の失業率、就業不足率ともに10年ぶりに最低記録を更新したことが分かった。政府は今後も、就業に影響を与える世界金融と中国株式市場の動きに注目していくという。写真は香港。

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2008年3月18日、中国新聞社は、香港特別行政区統計処が同日発表したデータを引用し、昨年12月−今年2月期の香港の失業率が3.3%に低下、同時に就業不足率(就業不足人口が労働人口に占める割合)も1.9%に低下し、1998年の1−3月期以来いずれも最低を記録したと報じた。

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労工及福利局の張建宗局長によると、この2月、労働斡旋所には民間企業から1月比で8.4%増の5万2187件の求職があったという。  

失業率が低下した業種は主に、保険、福祉・コミュニティサービス、娯楽・健康管理、飲食業。なお、就業者総数は前期比約1万200人減の354万300人、総労働人口は同約1万1600人減の3365万2300人となった。

張局長は「就業情勢は継続的に改善しているが、当局は今後も全面的に就業を推進していく」としながらも、旧正月(春節)が過ぎ季節労働者の需要が弱まる中、今後の失業率と労働者不足率の推移に関しては、「民間の人材マーケットの就業需要の増加と労働供給の増加を相対的に見ていく」と述べた。(翻訳・編集/汪葉月)

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