望みは「妻子と普通に暮らすこと」、金正男氏の悲運に韓国ネットから悼む声

Record China    2017年2月18日(土) 13時10分

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17日、韓国のテレビ局TV朝鮮によると、13日に殺害された金正男氏の望みが妻子と普通に暮らすことだったと伝えた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真はマレーシアの首都クアラルンプールの空港。

2017年2月17日、韓国のテレビ局TV朝鮮は、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄弟で、13日に殺害された金正男(キム・ジョンナム)氏の望みが妻子と普通に暮らすことだったと伝えた。

金正男氏は、2013年に処刑された張成沢(チャン・ソンテク)氏の後ろ盾でぜいたくな生活を送っていたと言われていたが、実際は自家用車もなく、質素な生活ぶりだったという。マカオに住む正男氏の10年来の友人によると、金正男氏は時々マカオの韓国レストランを訪れ、キムチチゲやキムチのチヂミ、焼き肉など注文して、焼酎を飲んでいたそうだ。

また、彼は歴史ものが好きで、韓国人の友人も知らない時代劇をよく見ていたという。流ちょうにソウルの方言を話した金正男氏は、家族の生活のために貿易の仕事をして、普通に生活することを夢見ていたという。

殺害という形で突然人生の終わりを迎えた金正男氏に、韓国のネットユーザーからは「韓国に亡命していればよかったのに…」「かわいそうだ。北朝鮮に生まれたばかりに」「金氏(金日成、キム・イルソン)の血統に生まれたのが罪なのか?温厚な印象だったし、私たちのような素朴な平和主義者だったみたいだけど、空しく人生が終わってしまった」など、彼を悼む声が多く寄せられた。(翻訳・編集/三田)

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