台湾の自殺者、シルバー世代が20%占める―台湾

Record China    2008年2月26日(火) 18時51分

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2月25日、中国メディアが台湾の病院の調査結果として伝えたところによると、台湾の自殺者のうち、高齢者が20%以上を占め、うつ病対策などシルバー世代のメンタルケアが急務であることがわかった。資料写真。

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2008年2月25日、中国新聞社が台南市立医院の調査結果として伝えたところによると、2006年の1年間で台湾では4406人が自殺したが、高齢者が884人と全体の20%以上を占めていることがわかった。

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台湾で65歳以上の高齢者が人口に占める割合は10%と日本に比べるとまだまだ低いが、今後、急速に高齢化社会に向かうと予測されている。

過去の統計によると、年代別の自殺では、25歳〜44歳までの世代と65歳以上のシルバー世代という二つの危険な“ヤマ”があることが知られている。また、自殺者の8割近くは自殺時点でうつ病など心の病に罹っていることもわかっている。健康や生理的な変化、経済収入、社会的な地位など失うものが多い高齢者がうつ傾向を持ちやすいのは確かで、今回の調査結果も、台湾で高齢者のメンタルケアが社会全体として急務であることを示している。(翻訳・編集/小坂)

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