ATMが故障?1900元も足りない払い戻し、監視カメラが証人に―広東省広州市

Record China    2008年1月31日(木) 23時14分

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30日、銀行のATMから3000元を引き出そうとした男性。だが出てきたのは1900元足りない1100元。冷静な男性はその場を離れず監視カメラに一部始終を記録させていた。資料写真。

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2008年1月30日、広東省広州市の「広州日報」は29日に市内で発生したATM(現金自動預け払い機)の故障事件を紹介。

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市内に住む男性温(ウェン)さんは、29日午後4時頃農村信用社八達路支店のATMで、現金3000元(約4万5000円)を引き出そうとした。ところが機械から出てきたお金は1900元も足りない1100元。だが取引記録にはちゃんと3000元引き出しと書いてある。冷静な温さんは、その場から離れずATM上部にある監視カメラに向かって、受けとった現金を広げて見せた。同時に「広州日報」にも連絡。1時間後に記者が駆けつけた時には、銀行員の説明を受けている最中だった。

銀行側の説明では、確かにATMの故障で1900元少なく現金を出していることが判明。だが銀行内の手続き上、この1900元については温さんに苦情報告書を書いてもらった後、7日以内にお返しするとのこと。温さんは「金額が大きかったから足りないのにすぐ気づいたけど、もし数百元足りないだけだったら気づかなかったね。家に帰ってそれがわかったら、泣き寝入りするしかなかったよ」と不幸中の幸いとばかりに胸を撫で下ろしていた。(翻訳・編集/本郷)

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