朴大統領を批判した韓国市民にまた有罪判決「日本記者は無罪判決だったのに…」=韓国ネット「ここは北朝鮮?」「日本の時だけ下手に出るなんて卑劣」

Record China    2016年6月27日(月) 16時20分

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26日、韓国メディアによると、韓国の朴槿恵大統領を批判する内容のビラを釜山でまいた市民が、また有罪判決を受けた。これについて、韓国のネットユーザーがコメントを寄せている。写真は14年8月、ソウルのセウォル号事故追悼の様子。

2016年6月26日、韓国・京郷新聞によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領を批判する内容のビラを釜山でまいた市民が、また有罪判決を受けた。ビラを作成して配布し、昨年12月に懲役1年、執行猶予2年を宣告されたパク・ソンスさんに続いて2人目となる。

26日、ビラを作成したパク・ソンスさんによると、釜山地方裁判所は23日、朴大統領を批判する内容のビラをまいたとして、名誉毀損(きそん)の容疑で起訴されたユン・チョルミョンさんに対し、懲役6カ月、執行猶予2年、罰金50万ウォン(約4万2000円)を言い渡した。裁判所は判決の理由について、「『大統領府側近で、スキャンダルの主人公であるチョン氏に対する疑惑隠し』などと書かれたビラ100枚をまき、旅客船『セウォル号』事故発生時に朴大統領がチョン氏と一緒にいて、チョン氏と親密な恋愛関係にあったかのように公然と虚偽の事実を適示して、朴大統領の名誉を毀損した」と説明した。

ソンスさんは「他の地域では捜査機関が許可したビラが大邱と釜山でのみ有罪となるのは、明らかな“政治判決”だ」と指摘し、「(ビラよりも)はるかに具体的な内容を書いた産経新聞の記者は無罪判決を受け、検察は控訴まで断念したのに、韓国では配布しただけの市民も有罪判決を受けている」と批判した。

ソンスさんは昨年12月、朴大統領を批判する内容の大邱地方裁判所でパク・クネ大統領を批判する内容のビラを作成、配布して名誉を毀損した罪で懲役1年、執行猶予2年を宣告された。

これについて、韓国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「ここは北朝鮮?」

「事実をそのまま国民に知らせることがなぜ犯罪になるの?朴大統領には『国民の基本権』が見えていないの?」

金正恩(キム・ジョンウン)と朴大統領の共通点は独裁を行うこと。権力で国民を脅迫する」

「日本人には無罪判決を下し、韓国人には有罪判決を下すなんてあり得る?本当に面白い国」

「これが、韓国に新しくできた『事実流布罪』」

「朴大統領の秘密をあばいた罪。ここは大韓民国じゃなくて、南朝鮮独裁帝国」

「パク・ソンスさんのビラは韓国の歴史に残る教科書」

「セウォル号事故当日の行動を明かさない理由は?隠したいことがあるからでしょ?」

「自分より強い日本の時だけ下手に出るなんて卑劣」(翻訳・編集/堂本

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