<ドラゴンボール><横顔>「アジア映画帝王」、海賊の次は…!ハリウッド進攻は順風―チョウ・ユンファ

Record China    2007年12月20日(木) 11時20分

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ハリウッド映画「ドラゴンボールZ」の亀仙人役にチョウ・ユンファが抜擢されたと米・ハリウッドレポーター紙が報じた。着々とハリウッドでのキャリアを築く彼のこれまでとは?

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このたびハリウッド映画「ドラゴンボールZ」の亀仙人役に抜擢されたと米・ハリウッドレポーター紙が報じたチョウ・ユンファ(周潤發)。

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80年代の香港映画界で一大黄金期を築いたチョウ・ユンファ(周潤發)は、当時「亜州影帝(アジア映画帝王)」と呼ばれていた。そのアジアの帝王が、90年代後半から着々と進めてきたハリウッド進出。地味ながらも出演作を増やしてきた10年の努力が実り、今年公開された「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」で、完全にハリウッドでの成功を掴んだ。その彼がこのたび射止めた「ドラゴンボール」の亀仙人役は、さらなる足場固めに一役買うことだろう。

いまや国際派スターとなったチョウの出世作といえば、1980年に放映されたテレビドラマ「上海灘」である。最高視聴率60%を記録し、放映時間には街から人影が消えたとも言われる。戦前の上海の裏社会を描いたこのドラマを機に映画界へ進出した彼は、「男たちの挽歌(1986)」をはじめとする数々の「香港ノワール(裏社会もの)」作品に出演、香港映画の一時代を築いた。

この時期にタッグを組んだジョン・ウー呉宇森)監督とは、その後「リプレイスメント・キラー(1998)」で共にハリウッド進出、その後も名コンビぶりを見せている。

●チョウ・ユンファ(周潤發)

1955年、香港生まれ。俳優。1980年、TVドラマ「上海灘」への出演が話題となり、「風の輝く朝に(1984)」で映画界へ完全転身。「男たちの挽歌(1986)」「誰かがあなたを愛してる(1987)」「ゴッド・ギャンブラー(1989)」などへ出演後、「リプレイスメント・キラー(1998)」でハリウッド進出。その後の代表作に「グリーン・デスティニー(2000)」「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007)」。

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