中国最古の図書館、初の夜間公開=貴重書もネット公開へ、「四庫全書」編さん時に所蔵―浙江省寧波市

Record China    2007年12月17日(月) 10時15分

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14日、浙江省寧波市の中国最古の図書館である天一閣で、初の夜間公開が始まった。その素晴らしい建築と展示された1000冊以上の貴重な古書に観光客らは感嘆の声を上げていた。

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2007年12月14日、浙江省寧波市の中国最古の図書館である天一閣で、初となる夜間公開が始まった。その素晴らしい建築と展示された1000冊以上もの貴重な古書に観光客らは感嘆の声を上げていた。都市快報が伝えた。

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天一閣は1561年、明代の創建。範欽(ファン・チン)が官僚を退任後、建造した個人の書庫だった。清代に入り『四庫全書』が編さんされた時、天一閣は所蔵の任を授かり、その名は全国に知れ渡った。

古書は保存が困難でもあるため、これまで公開は厳しく制限されてきた。特に夜間公開は今回が初めての試みで、天一閣を一目見ようと多くの研究者・専門家が訪問した。現在、天一閣では蔵書のデジタル化プロジェクトを実施しており、最終的には全市民がネットを通じて古書を読むことが出来るようになると言う。(翻訳・編集/KT)

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