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2007年12月、経済協力開発機構(OECD)による国際学習到達度調査で、香港の学生が主要3分野でいずれもトップ3に入る好成績を収めた。日本はトップグループから脱落しており、学力低下が明らかとなった。資料写真。
2007年12月、経済協力開発機構(OECD)による学習到達度調査(PISA)が実施されたが、香港の学生が好成績を収めたことが明らかとなった。科学的応用力・数学的応用力・読解力の主要3分野でいずれもトップ3にランクインした。
PISAは世界57か国・地域が参加する調査で、15歳の学生が学習内容をどれだけ実生活で活かせるかという応用力を測る。今回、香港地区は科学的応用力で前回2003年調査の3位から2位に、読解力で10位から3位に順位を上げた。数学的応用力は前回の首位から3位へと転落したが、依然上位を保っている。香港教育局の関係者は教育改革の成果を証明するものと胸を張った。
(翻訳・編集/KT)
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