伝記映画も撮影順調!「梅蘭芳大劇院」がオープン、歌舞伎に学んだ「伝説の名優」にちなみ―北京市

Record China    2007年11月29日(木) 14時51分

拡大

29日、3年の歳月と約30億円の資金を費やして建設された劇場「梅蘭芳大劇院」が正式オープンした。京劇の名優・梅蘭芳は伝記映画も製作中で、その功績に再び注目が集まっている。

(1 / 4 枚)

2007年11月29日、3年の歳月と2億元(約30億円)の資金をかけて建設されていた劇場・梅蘭芳大劇院が落成され、正式オープンした。国家京劇院の付属施設として建てられた1010人収容のこの劇場には、京劇界の伝説的人物である梅蘭芳の名が冠されている。京劇以外にもさまざまな演目が上演される総合劇場で、オープン初の上映プログラムは、伝統的な京劇の演目「龍鳳呈祥」。

その他の写真

京劇界の名女形として知られる梅蘭芳(1894〜1961年)は、清代末期から民国時代を経て中華人民共和国成立後まで活躍した京劇史上の偉人。京劇の近代化に力を注いだ「梅派」の創始者であり、京劇を世界に紹介した先駆者である。日本の歌舞伎を手本に芸を高めたとも言われ、歌舞伎役者の松本幸四郎、尾上梅幸、市川猿之助などとも親交が深かった。

なお、梅蘭芳の生涯は現在映画化が進められており、来年8月、北京五輪開催時期に公開予定。監督はチェン・カイコー(陳凱歌)、出演はレオン・ライ(黎明)とチャン・ツィイー(章子怡)。来年にかけて、梅蘭芳の偉大な足跡にスポットが当たる予感だ。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携