Record China 2007年11月29日(木) 9時4分
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28日、チャイナフォトプレスの報道によると、従来の都市計画とは一線を画す「生態城」が天津浜海新区に建設されることが決まった。環境にやさしいばかりか、エコロジーの産業化を目標としている。写真はイメージ。
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2007年11月28日、チャイナフォトプレスの報道によると、従来の都市計画とは一線を画す「生態城」が天津浜海新区に建設されることが決まった。新しい生態環境保護技術を採用し、資源エネルギー消費を抑え、排気ゼロの自動車が走るエコロジー都市。天津市は果たしてこのプロジェクトで、住みよい都市に変貌を遂げるか?
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生態城の構想はシンガポールのゴー・チョクトン前首相が今年4月に中国側に提議した。8月には建設部企画局によって、北京・天津・廊坊・唐山と4つの候補都市が選出され、最終的に天津市にターゲットが絞られた。
中央電視台の報道によると11月18日、温家宝(ウェン・ジアバオ)首相がシンガポール総統府で「“生態城”骨子協定」に署名、続いて中国建設部部長の汪光タオ(ワン・グアンタオ)氏とシンガポール国家開発相のマー・ボータン氏がその補充協議に署名し、生態城の具体的内容および実施計画へと動き出すこととなった。
天津市企画部門などによれば、面積30平方キロメートルの生態城には居住施設、商業施設、レクリエーション施設などが集中する。天津市浜海新区内の漢沽地区と塘沽地区の間に建設予定。浜海区内には18万の人口があり、西北部では農業、東南部では海洋漁業と化学工業が主な産業になっている。現在の予定投資額は300億元(約4400億円)。
第11次5か年計画にも織り込まれたこのプロジェクトは環境保護を推し進めるほか、エコロジーの産業化を図る。シンガポールは建設に際して、水資源管理、汚染管理および公共住宅計画での協力を申し出ている。(翻訳・編集/愛玉)
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