「やっぱり名門は得」?大学卒業生の就業率ランキング、1位清華大、北京大は5位―中国

Record China    2007年11月25日(日) 13時42分

拡大

11月22日付の報道によると、中国の大学卒業生の就業率は1位が清華大、北京大は5位だった。また、清華大卒業生の卒業半年後の平均賃金は4000元と、国が指定した重点大学以外の卒業生の平均(2000元)の2倍。写真は清華大。

(1 / 3 枚)

2007年11月22日付の北京晩報は、ギャラップ社が麦可思(Mycos)信息管理咨詢公司、中国零点調査グループと共同で行った「中国の大学卒業生就職状況調査」の結果について報じた。

その他の写真

それによると、卒業半年後の平均就業率は清華大学が95%で第1位、北京大は90%で5位だった。また、中国政府が指定する「211工程」(21世紀の国家重点大学)の卒業生の就業率は89%と、それ以外の大学の卒業生(87%)をわずかに上回った。

しかし、収入について見ると、重点大学卒業生の卒業半年後の平均賃金は1か月2500元(約4万円)と、非重点大学卒業生の2000元(約3万2000円)を大きく上回っている。特に清華大卒業生の同時点の平均賃金は4000元(約6万4000円)と、非重点大学卒業生の2倍。また、北京大卒業生も3600元(約5万7600円)で、名門大卒業生ほど収入面で優遇される傾向が浮き彫りになった。

また、北京大の卒業生だけを対象にした調査によると、卒業後の就職場所として直轄市(北京市、上海市、天津市、重慶市)を選んだのは全体の65%。省級の都市は21%、県級の都市3%、郷級の都市2%と続き、大学卒業生の「大都市志向」は明らか。

このほか、多くの卒業生が就職活動に行き詰まり、大学院を受験して就職活動は一旦やめようと考えていたことも分かった。大学院生を対象にした調査では、47%の人が「大学卒業よりも、大学院卒業の学歴のほうが仕事を見つけやすい」と回答している。(翻訳・編集/浅野)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携