「龍=ドラゴン」に異議あり!中国の「龍」は正義と吉祥の象徴―甘粛省蘭州市

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「龍=ドラゴン」に異議あり!伝統的な中国の龍は正義と吉祥の象徴で、民族精神の象徴。今後は、邪悪と災いの象徴とされる西洋のドラゴンと、はっきり区別してもらいたい!

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2007年11月20日、「蘭州晨報」は、18日に発表された「第1回中華龍文化蘭州フォーラム宣言」で、中国の龍と西洋のドラゴンは全く別物なので、龍(ロン)の英訳は“dragon”ではなく“loong”とすべきだ、とアピールしたことを伝えた。

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「蘭州宣言」で、「龍は中国民族が長い年月をかけて創造した神秘的な生き物で、龍を崇める文化は8000年もの歴史がある。龍は民族の精神、文化の象徴、感情のきずななのだ。龍文化の発揚は民族の自信を高め、現代的な調和のとれた社会の建設に重要な役割を果たす」と宣言している。

また、「中国の龍は正義と吉祥の象徴で、西洋の邪悪と災いをもたらす醜いドラゴンとは全く違う。今後は“dragon”は音訳で“獗更(ジュエグン)”、龍は“loong”と訳して区別するべきだ」と指摘している。

蘭州市龍文化研究院の専門家は、各業界や国家の関連部門にアピールし、龍の新しい英名が、一日も早く普及することを期待したいと語った。(翻訳・編集/高橋)



   

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