江夏二妃古墳群から明代の「お宝」陶磁器24点出土―湖北省武漢市

Record China    2007年11月16日(金) 11時18分

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14日、チャイナフォトプレスによると、湖北省武漢市にある江夏二妃古墳群から、保存状態の良好な明代の磁器24点が出土した。

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2007年11月14日、チャイナフォトプレスによると、湖北省武漢市にある文物保護施設・江夏二妃古墳群から、保存状態の良好な明代の磁器24点が出土した。

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江夏二妃古墳群の墓室は青レンガで彩られた長さ5.1mのアプローチから入る。奥行き5.8m、幅2.4m、高さ2.3mの墓室内には石の棺があり、この南側から白磁、青磁などたくさんの磁器が出土した。なめらかで柔和な光沢を持つ出土品は壺、湯飲み、碗、三つ足の香炉などで、龍の文様が施されたものもあった。

武漢文物考古専門家の許志斌(シュー・ジービン)氏によると、ここには湖北省のスポーツセンターを建設予定のため、9月より緊急発掘調査が行われていた。そして江夏二妃古墳群の西側30mあまりの地点でも一組の夫婦の墓が発見され、墓碑とともに磁器数点が出土した。考証を経て、埋葬時期は明代の成化7年(1471年)と判明した。遺骨は見つかっていないが、埋葬されているのは明代初代皇帝・朱元璋の第6子である朱ジェンの孫ということが墓碑銘からわかっている。このように製造時期を確定できる磁器は、今後の貴重な研究材料となる。(翻訳・編集/愛玉)

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