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14日、南京財経大学は構内で不謹慎な行為におよぶ学生の写真を教育的理由で公開展示。ネット上にも紹介されたが、男女の愛し合う過激な写真もあり問題になっている。写真は南京財経大。
2007年11月14日、上海の地方紙「新民晩報」サイトの「新民網」は、南京市の大学がキャンパス内で見かけた学生の不謹慎な行為を写真に撮り、展示会を開いていたと伝えた。
この写真展示会を開いたのは、江蘇省南京市の南京財経大学。同大学の共産党青年団委員会が主催したもので、同大学の撮影協会が写真提供していた。
撮影協会の責任者の話では、写真にはキャンパス内でゴミを捨てたり、落書きをしたり、食べ散らかしたりする学生のほかに、不届きな行為を行っている男女の写真も確かに数枚あったという。しかし、現在インターネット上で紹介されている写真にはあまりにも過激な写真があり、驚いているとのこと。あのような写真は今回の展示作品の中にはなかったと話している。
「学内不謹慎現象写真展」と名づけられた展示会は、学生たちに大学生としての自覚を促す目的で開催されたのだが、「良くぞやった」という声や「プライバシーの侵害だ」との声もあり、賛否両論が寄せられている。(翻訳・編集/本郷智子)